【動画】[さかなのオイル] EPA・DHA 早わかり!!
「血液サラサラ成分、魚のオイルEPA・DHA」と最近よく聞きますね。宣伝でもよく目にするので、みなさん知っていると思います。
でも、内容をちゃんと分かっている方は少ないのではないでしょうか!
「EPA」「DHA」というものがあるわけではない!
いままで、「EPA」を「イーピーエーという成分」だと思っていた方はいませんか? 実はそうではありません。
「EPA」はエイコサペンタエン酸、「DHA」はドコサヘキサエン酸の略で、それぞれ頭文字をとったものなんです。
酸は英語で「Acid」というので最後にAがつきます。
油というのはどんな油も、何種類かの「脂肪酸」が合わさってできていて、油によって『脂肪酸の種類』『配合比率』が異なります。
料理に使う「オリーブオイル」も脂肪酸からできている
ふだん馴染みのあるオリーブオイルも「オレイン酸」「リノール酸」といった脂肪酸からできています。
エイコサペンタエン酸(EPA)もドコサヘキサエン酸(DHA)もこの脂肪酸の種類をいっているんです。
血液サラサラ、など健康効果で注目されている「EPA」「DHA」

「EPA・DHA」がなぜこれほどまでに注目されるようになったかというと、30年も前から、ヒトを対象とした研究が行われ、その中で「EPA」は血液・血管によい影響を及ぼすことが認められました。
「DHA」の研究はやや遅れていますが、DHAは脳に多く分布することがわかっており、認知機能や子供の脳の発育に有効であると考えられています。
魚にだけ特異的に含まれる「EPA」「DHA」
植物の油には入っていなくて、魚にだけ含まれているのがこの2種類の脂肪酸「EPA」「DHA」です。
とくに『アジ、イワシ、サンマ、サバ』といった脂の乗った「青魚」に多く含まれます。
マグロ赤身の刺身、白身の魚などにはあまり含まれていません。
血圧や血糖値が気になる方は注目するといい!
中高年以降、血管や血液の悪化により数値に変動がでやすくなりますね。

「EPA・DHA」は薬では無く、食用油としての性格をもちながらも、動脈硬化対策にも有効であるとして、厚生労働省でも摂取を推奨しています。
厚生労働省の推奨値は、EPA・DHAを1日に1000ミリグラムです。
EPA・DHA サプリメントで摂るのがオススメ!!

厚生労働省の推奨値1000ミリグラムとは、約サンマ一匹の量です。毎日それだけの量のサンマを食べ続けることは、現実的ではありません。
また、魚を食べるとダイオキシンやメチル水銀も同時に摂取してしまうことも心配です。

さらに、「EPA・DHA」は酸化しやすい油です。

こうして総合的に考えると、毎日確実に1000ミリグラムの「EPA・DHA」を摂るには、『サプリメントが向いている』ということが分かります。