[石けん洗髪に最適]クエン酸リンスのススメ!



「石けんシャンプー」が静かなブーム。弱アルカリ性で“汚れがよく落ちる”というメリットも。その石けんシャンプーのユーザーに多いといわれるのが「クエン酸リンス」です。合成成分や添加物を含まない自然派のためのリンスだからのようです。
そもそも「クエン酸」とはどのようなものでしょうか?
枸櫞(クエン)というのは、中国産のミカンの一種。その名のとおり、かんきつ類や梅干しなどに多く含まれ、爽やかな酸味があるのでサプリメントの原料としてもよく用いられています。
工業的にはデンプンや糖をコウジカビの一種で発酵させて作ります。
このクエン酸は「弱酸性」です。
一方、石けん自体は弱アルカリ性のため、石けんシャンプーをすると、もともとは弱酸性の髪の毛がアルカリ性に傾き、髪の毛がキシキシとした手触りになってしまうのです。


石けんシャンプーのあとに「クエン酸リンス」を使うと、アルカリ性に傾いた髪の毛を中和して元の弱酸性に戻すことができます。
また、髪の毛の表面を覆うキューティクルは、濡れると開いてしまう性質があるため、このままでは髪の毛の内部の水分や栄養が流れ出てしまいます。これに対し「クエン酸リンス」はキューティクルをキュッと引き締める効果があります。

その他、「クエン酸リンス」のメリットは、クエン酸そのものが天然の素材から作られる純粋成分なので、市販リンスのように合成界面活性剤や柔軟剤、帯電防止剤などは一切含まれていないことにあります。



